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波静かな戸田湾の中に浮かぶヘダ号と、湾の外側を向くヘダ号の乗組員の帰国への波乱を外海の荒波で表現しました。
左隅の錨と握手は、ロシア人と日本人の友情と協力。袖の形で日本人とロシア人を表現しました。
裏面にはロシアのプチャーチン提督が日本へ至るまでに乗船したパルラダ号・ディアナ号の航路と、帰国時に乗船したヘダ号の航路を示し、各船の諸元を示しています。
ドライ素材は汗をかいても速乾性でさらりとした触感は夏でも快適です。
※この商品は静岡県沼津市戸田の「道の駅くるら戸田」にて販売しております。
関連地域:沼津市戸田・下田市・富士市
歴史物語の背景
1853年8月、ロシアの海軍軍人・プチャーチンは、日本との国交交渉の為に来航し、下田にて幕府方と交渉が行われる事になった。
しかしその交渉の最中の1854年12月23日、安政東海地震が発生し、ロシアの軍艦ディアナ号も津波により大破、修理の為に駿河湾洋上を曳航中に悪天候となり、その波浪を受けて沈没した。乗組員約500名は富士沿岸の人々の決死の救出作業によって一人の犠牲者も出さなかった。
プチャーチンは幕府に代船建造の許可を願い出る。伊豆代官・江川太郎左衛門英龍はこれを洋式造船技術習得の好機と見、幕府に進言する。そこで波静かで外洋からは目立たない戸田村にて、ロシア人船員と伊豆の船大工たちによる代船の建造が開始された。
双方の思考錯誤の三ヶ月で代船が完成、戸田村民の好意に感激したプチャーチンは「ヘダ号」と命名した。プチャーチンをはじめとするディアナ号乗組員たちは無事ロシアへ帰国する事が出来、その後、ヘダ号は返還された。
「ヘダ号」はスクーナー型と呼ばれる船種であり、それまでの和船に比べ、速力が倍以上であったことから、幕府は同型船を4船建造する。この建造に携わった船大工たちは、習得した技術を生かして日本各地での洋式船建造に活躍する。船大工・上田寅吉はオランダに留学して造船技術を学び、鈴木長吉は太平洋を横断する咸臨丸の船大工となり、緒明菊三郎はこの経験を活かして明治期に造船王と呼ばれ、その子孫が後に楽寿園となる小松宮別邸に住まう事になる。
この事からも、戸田は日本の近代造船発祥の地であり、下田・戸田・富士は日露友好の地である。
※デザインの意図を開設したカードをTシャツに添付します。
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