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小田原北条氏が用いた「虎印」を大枠とし、内側に早雲が見たという夢をデザインしました。
小田原北条氏の最大版図となった関東の領域を地図で示し、そこに二本の大杉を齧り倒したネズミを配置、
そのネズミが虎印の虎に変化する様を表し、下に夢のきっかけとなった三嶋大社を配置しています。
背景となった物語
戦国時代の関東に覇を唱えた小田原北条氏の祖・伊勢盛時(後の北条早雲)は、興国寺城での旗揚げ後も駿河の今川氏と協力し、勢力の拡大を図っていた。
足利将軍家の堀越公方の内紛により混乱した伊豆を切り取り、一国の主となった早雲は更なる野心を混乱渦巻く関東に向けていた。
そこで鎌倉幕府を開いた源頼朝公にあやかり、伊豆一之宮である三嶋大明神に、
「鎌倉北条氏の後を継いで、関東の覇権を獲りたい」と祈願していた。
すると、その翌年の正月に初夢を見た。
「大きな野原に二本の大きな杉の木が立っていた。そこに一匹のネズミが現れ、
その大杉の根を齧り続けると、やがて二本の杉は倒れ、ネズミは虎に変わり、野原を駆け抜けた。」という夢であった。
これは二本の杉(山内上杉家と扇谷上杉家)が倒れて、
ネズミ(早雲は子年生まれ)が虎(関東の支配者)になるという縁起が良いものとされた。
早雲はその夢にちなんで、発行する文書に押す北条氏の印に虎の模様をつけた虎印を用いるようになった。
早雲はその後、相模も攻略して関東で最も勢いがある戦国大名にのし上がった。
だが、それまでの苦労を忘れることなく自らは質素な生活をし、
苦労を共にした六人の仲間たちを家老とし、後の北条氏を支える存在とした。
また、小田原の街づくりを行い、病で困っている民には京から薬師や医師を呼び寄せ助けた。
更に農民の年貢を軽くし、攻め込んだ土地も略奪をせず農地荒らすことが無いなど農民への配慮も忘れなかった事から、関東一円の農民は早雲の支配下に入る事を望んだという。
北条氏はこれ以後、関東の農民たちから慕われ、それは江戸時代になっても語り継がれることになる。
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